近年、政治の世界で注目を集めている人物がいます。
それが、元看護師から政治家へと転身を遂げた吉川里奈さんです。
参政党のボードメンバーとして活躍する吉川里奈さんですが、彼女の政治参加のきっかけは意外にも「普通の母親」としての経験にありました。
今回は、吉川里奈さんの経歴や政治活動、そして彼女が目指す未来について詳しく見ていきましょう。
吉川里奈の経歴と看護師から参政党ボードメンバーへの道のり

吉川里奈さんは1987年5月25日、大阪府大阪市に生まれました。
彼女の看護師としてのキャリアは、大阪府立大学看護学部看護学科を卒業後にスタートしました。
7年間にわたる看護師としての経験の中で、吉川里奈さんは以下のような専門分野を経験しています。
- 手術室での手術看護師(オペ看護師)
- 血液内科病棟での看護
- 血管内治療室でのカテーテル専門看護師
特にカテーテル専門看護師としての経験は、高度な技術と豊富な知識が要求される職種であり、吉川里奈さんのエリート看護師としての側面を示しています。
2019年12月には新たな挑戦として、アートメイク専門看護師へと転身。
この経験は、後の政治活動にも影響を与えることとなりました。
そして2024年、吉川里奈さんは大きな転機を迎えます。
東京15区補欠選挙に出馬し、初めての政治挑戦を果たしたのです。
結果は落選でしたが、この経験が彼女をさらに強くしました。
同年10月の衆議院総選挙では、参政党から比例九州ブロック1位で立候補。
見事初当選を果たし、「普通の母親」から国会議員への劇的な転身を遂げました。
吉川里奈の政治参加のきっかけは母親として子育て視点

吉川里奈さんが政治に関心を持ったきっかけは、意外にも彼女の家庭生活にありました。
3人の子供を持つ母親として、子育てを通じて社会の問題点に気づいていったのです。
「普通のお母さんが政治家になった」というキャッチフレーズで活動する吉川里奈さん。
彼女は子育てを通じて感じた政治への疑問が、政治参加のきっかけになったと語っています。
吉川里奈さんは自身の経験をこう語っています。
「私は3人の子供たちの子育てを通じて、世の中の『あたりまえ』に疑問を持つようになりました。
政治を知れば知るほど、政治と行政が利権と天下りにつられてビジネスを猛進していると気づいた以上、見て見ぬふりはできなくなりました」
この母親としての視点は、吉川里奈さんの政治活動の核心となっています。
子供たちの未来を守るため、そしてより良い社会を作るために、彼女は政治の道を選んだのです。
吉川里奈の参政党での活動とボードメンバーとしての役割と影響力

吉川里奈さんの参政党での活動は、彼女の当選直後から始まりました。
2024年10月28日には党ボードメンバーに就任し、翌年5月には代表選挙にも挑戦。
落選はしたものの、党内での存在感を示しました。
2025年8月1日には参政党国会議員団幹事長代理に就任。
そして同年9月8日、吉川里奈さんは参政党副代表に就任しました。
この副代表就任は、参政党にとって重要な人事であり、吉川さんの政治家としての急速な成長を示すものでした。
【ご報告】
— 吉川りな@参政党 (@rina_yoshikawa_) September 8, 2025
この度、参政党の副代表に就任いたしました。
豊田真由子さんを新たにお迎えし、新ボードメンバーと共に党の未来を切り拓いてまいります。
ロゴも一新!
これからも皆さまと共に歩んでまいります🇯🇵🫡
また、次期衆院選は、2年前に活動をスタートした地元・東京1区から挑戦予定です。 pic.twitter.com/Vhd4kHBtY7
ボードメンバーとしての吉川さんの役割は多岐にわたります。
- 全国各地での街頭演説
- 参政党の「日本奪還プロジェクト」での講演活動
- 母親目線での政策提言
特に注目されているのが、吉川里奈さんの「家族vs個人」論争での発言です。
「我が国の最小単位は個人ではなく、家族」という投稿や、選択的夫婦別姓制度への反対姿勢は、賛否両論を呼び、政治家としての存在感を示しました。
「憲法読んだことある?」参政党の女性議員 参院選前日の「国の最小単位は個人ではなく家族」発言に寄せられていた批判の声
出典:niftyニュース
吉川里奈さんの影響力は、彼女の経歴と母親としての視点に基づいています。
医療現場での経験と、3人の子を持つ母親としての実体験が、彼女の政策提言に説得力を与えているのです。
まとめ
吉川里奈さんの政治家としての軌跡は、現代日本の縮図とも言える感動的なストーリーです。
看護師から政治家への転身、家族のための政治参加、そして参政党副代表への急速な昇進。
これらの経験は、「普通の母親」が時代の変化に対応し、子供たちの未来のために奮闘する現代的なサクセスストーリーとして注目されています。
38歳の吉川里奈さんの今後の政治活動と、参政党副代表としてのリーダーシップがどのように発揮されるか、多くの関心が寄せられています。
彼女の活動が日本の政治にどのような影響を与えるのか、今後も注目していく必要がありそうです。




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