群馬県出身のタレントJOYさんが、なぜか新潟で絶大な人気を誇っています。
縁もゆかりもなかったはずの新潟を「第2の故郷」と呼ぶJOYさん。
その理由と、JOYさんと新潟の深い絆について、詳しくお伝えします。
JOYと新潟の意外な出会い

JOYさんは1985年生まれの群馬県高崎市出身。
父親がイギリス人、母親が日本人のハーフタレントとして知られています。
そんなJOYさんと新潟の出会いは、意外にも最近のことなのです。
2015年、NST新潟総合テレビで『JOYの新潟ぶらり旅』がスタートしたことが、JOYさんと新潟の深い繋がりの始まりでした。
全国放送での活躍を見た新潟のテレビ局が、JOYさんの人柄とキャラクターに注目。
そこから、群馬出身のJOYさんが新潟で番組を持つという、意外な展開が生まれたのです。
当初は「なぜ群馬出身のJOYが新潟で?」という疑問の声もあったそうです。
しかし、JOYさん自身の真摯な姿勢と新潟への愛情が、次第に視聴者の心を掴んでいきました。
JOYの10年間で築いた新潟との絆

『JOYの新潟ぶらり旅』は、2024年で放送10年目を迎える長寿番組となりました。
この10年間、JOYさんは新潟県内の各地をめぐり、多くの人々と触れ合ってきました。
2016年には、新潟で人生初の始球式を経験。
190cmの長身から放たれたボールについて、本人は「轟音を響かせながら光の速度でキャッチャーのミットに収まった」とInstagramで報告し、大きな反響を呼びました。
2024年には番組10周年を記念し、東京ホテイソンをゲストに迎えた男三人旅を敢行。
さらに、新潟が生んだロックレジェンド難波章浩さん(Hi-STANDARD)も番組に出演するなど、新潟との絆をさらに深めています。
2024年4月からは、NST新潟総合テレビの番組『潟ちゅーぶ』のMCにも就任。
毎週土曜午前11:20から放送され、新潟の個性的なお店や街の都市伝説などを体当たりで調査しています。
JOYの新潟愛を示すエピソード

JOYさんは繰り返し「新潟は第2の故郷」と公言しています。
この言葉には、10年間新潟で番組を続けてきた中で培われた深い愛情が込められているのです。
2025年2月、JOYさんは『潟ちゅーぶ』で新潟市の水族館「マリンピア日本海」を訪問した際、こんなツイートを投稿しました。
「マリンピア日本海は新潟のお気に入りスポットの一つになりました!いつか家族で遊びに行きたい」
この発言から、JOYさんにとって新潟が単なる仕事の場ではなく、家族と訪れたい大切な場所になっていることがわかります。
2025年10月12日には、新潟西警察署の一日警察署長を務めました。
新潟ふるさと村で開かれた防犯広報イベントに参加し、「新潟は第二の故郷。防犯意識を高めてほしい」と軽快なトークで呼びかけています。
おはようございます!
— JOY (@JOY19850415) October 11, 2025
さぁ今日は一日警察署長として新潟西警察署にお邪魔してくるよー!楽しみ! https://t.co/ACIZSqsOih
興味深いのは、JOYさんが地元群馬への強い愛着を持ちながら、新潟でも愛されている点です。
2025年7月放送の『マツコの知らない世界』では、JOYさんの地元愛について議論になりました。
マツコ・デラックスから「いくつあるんだよ第二の故郷がよ!」と突っ込まれた際、JOYさんは「群馬は地元、新潟は第二の故郷」と説明し、両方への愛情を強調しています。
まとめ
JOYさんと新潟の関係は、「縁もゆかりもなかった」ところから始まり、10年かけて「第2の故郷」と呼べるまでに深まった特別な絆です。
番組を通じて新潟の人々と触れ合い、新潟の魅力を全国に発信し続けてきたJOYさん。
彼の誠実な姿勢と新潟への愛情は、視聴者にも伝わり、今では新潟県民にとってもかけがえのない存在となっています。
家族との絆も大切にしながら、仕事では新潟と群馬という2つの「故郷」を愛し続けるJOYさん。
彼の活動は、地域と芸能人の理想的な関係性のひとつの形と言えるでしょう。
今後も『潟ちゅーぶ』や『JOYの新潟ぶらり旅』を通じて、新潟とJOYさんの物語は続いていくことでしょう。
そして、いつの日か家族と一緒に新潟を訪れるJOYさんの姿が見られる日も、そう遠くないかもしれません。
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