女優として活躍しながら、神職の資格も持つ平祐奈さん。
その異色の経歴と魅力に、多くの人が注目しています。
今回は、平祐奈さんの多彩な活動と、彼女を形作る興味深いエピソードをご紹介します。
平祐奈のプロフィールと6人兄弟の家族エピソード

平祐奈(たいら ゆうな)さんは、1998年11月12日生まれの26歳。
兵庫県神戸市出身で、明石市で育ちました。
身長155cm、血液型O型の平さんは、ピーチ(ケイダッシュグループ)に所属する女優・タレントです。
平祐奈さんの家族構成は、実に興味深いものがあります。
なんと、6人兄弟の末っ子なのです。
長兄は19歳上、次兄は17歳上、姉の平愛梨さん(女優)は14歳上、三男の平慶翔さん(元俳優)は11歳上、四兄は8歳上と、かなりの年の差があります。
この家族構成から生まれた面白いエピソードをいくつかご紹介しましょう。
- 20歳を過ぎてもコンビニに一人で行けず、両親や兄弟が必ず付き添っていた
- 18歳まで父親と一緒にお風呂に入っていた
- 「連絡がつかないと警察に連絡する」と言われるほど過保護だった
- 兄弟ケンカに憧れがあったが、年の差が大きすぎて相手にしてもらえなかった
- 朝早いロケの時は兄弟が「モーニングコール」をしてくれた
そんな超末っ子の平は、さらに「20歳まで1人でコンビニに行けなかった」ことを告白。3軒隣のコンビニにも「外は危ないからついて行く」と心配して、家族の誰かがついて来たという。
出典:entax
このように、平祐奈さんは家族に深く愛され、過保護に育てられたことがわかります。
平祐奈の経歴と女優としての主な出演作品

平祐奈さんの芸能界デビューは、運命的なものでした。
2011年、小学6年生の時、母親が本人の知らないうちに是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに応募。
見事合格し、芸能界入りを果たしました。
デビュー作『奇跡』のオーディション当日、タクシーで車酔いして嘔吐するという最悪のコンディションで臨んだにもかかわらず合格。
この経験が、平祐奈さんの芸能界での「奇跡」の始まりとなりました。
その後、平祐奈さんは着実にキャリアを積み重ねていきます。
主な出演作品をご紹介しましょう。
- 映画『貞子3D』(2012年)
- 映画『ソロモンの偽証』(2015年)
- 映画『青空エール』(2016年)
- 映画『ReLIFE リライフ』(2017年)
- 映画『honey』(2018年)
- ドラマ『まだ結婚できない男』(2019年)
- ドラマ『ひまわりっ!~宮崎レジェンド~』シリーズ(2020年)
- 映画『恋は光』(2022年)
- NHK連続テレビ小説『おむすび』(2024年)
- 映画『ネムルバカ』(2025年)- 主演&主題歌
特筆すべきは、2022年の映画『恋は光』での演技が評価され、第44回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞を受賞したことです。
平祐奈の國學院大學での学びと神社での活動
平祐奈さんの経歴の中で、最も特徴的なのが神職資格の取得です。
2017年から2021年まで、國學院大學神道文化学部で学び、神職の資格を取得しました。
大学進学の理由として、以下のようなことが挙げられています。
- もともと神社や日本文化が好きだった
- 御朱印集めが趣味で、16歳の頃から始めていた
- 母親からの「資格が取れる大学がいい」というアドバイス
大学時代は、浅草神社で実習を経験し、神道の歴史や祭式作法を学びました。
仕事と大学の両立は困難でしたが、「困難なこと程成長できる」と前向きに捉えていたそうです。
神職としての活動も積極的に行っています。
- 2024年2月3日、水天宮で神職として祭典奉仕と豆まきを実施
- 定期的に都内の神社で祭祀の手伝いを継続
- 初写経に挑戦し、達筆な般若心経を披露
- 伊勢神宮には何度もプライベートで参拝
さらに、2025年5月にはフジテレビ「呼び出し先生タナカ」の「神社仏閣検定」に初出演し、見事初優勝を飾りました。
女優の平祐奈(26)が12日放送のフジテレビ系「呼び出し先生タナカ」に初出演し、見事初優勝を飾った。
出典:スポニチ
平祐奈の純粋さと二面性を持つ大和撫子の魅力

平祐奈さんの魅力は、その純粋さと二面性にあります。
過保護な家族に育てられた末っ子らしい可愛らしさと、神職としての凛とした姿。
この二面性が、平祐奈さんを現代の大和撫子たらしめているのです。
平祐奈さんの純粋さを表すエピソードをいくつかご紹介しましょう。
- 20歳まで炭酸飲料とコーヒーを禁止されていた
- 20歳まで眉毛を剃ることを禁止されていた
- アルコールは出産が終わるまで禁止
- 「白米があれば生きていけます」と語るほどお米好き
- 毎朝自分で作った梅を玄米と食べるのが楽しみ
「眉毛を剃ること」「炭酸飲料やコーヒーを飲むこと」に加え、恋愛が20歳まで禁止だったという。20歳になった後も、出産するまでアルコールは禁止というから驚きだ。
出典:文春オンライン
一方で、神職としての側面も持ち合わせています。
平祐奈さんは「女優として人々に思いを届けることと、神職として神様と人々を繋ぐ仕事には共通点がある」と語っています。
また、平祐奈さんの趣味や特技も、彼女の魅力を形作る重要な要素です。
- ジャズダンス、琉球舞踊、クラシックバレエ
- ピアノ、トランペット
- 着物の着付け
- 駄洒落作り(デーブ・スペクターを師匠と仰ぐ)
- フルマラソン完走(2019年JALホノルルマラソン)
まとめ
平祐奈さんは、6人兄弟の末っ子として過保護に育てられながらも、11歳でデビューして以来、女優として着実にキャリアを積み重ねてきました。
同時に、日本文化への深い愛情から國學院大學で神職資格を取得し、実際に神社で奉仕活動を行うという、他に類を見ない経歴の持ち主です。
御朱印集めを18冊も続ける情熱、神社仏閣への造詣の深さ、そして「白米があれば生きていける」という純粋さ。
過保護な家族に育てられた末っ子らしい可愛らしさと、神職としての凛とした姿。
この二面性が平祐奈さんの最大の魅力と言えるでしょう。
2025年現在26歳の平祐奈さんは、女優としても神職としても、さらなる活躍が期待される存在です。
彼女の今後の活動に、ますます注目が集まることでしょう。
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