お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一さんが、人気番組『世界の果てまでイッテQ!』のロケ中に重傷を負ったというニュースが話題になっています。
体を張った芸風で知られる中岡創一さんですが、今回の怪我の詳細や回復の見通し、そして過去の事故歴について、最新情報をまとめてお届けします。
中岡創一がイッテQロケで腰椎圧迫骨折の重傷

2025年7月4日、ベトナムでの『世界の果てまでイッテQ!』ロケ中、中岡創一さんが重傷を負う事故が発生しました。
事故の詳細は以下の通りです。
- 企画名:「ロッチ中岡のQtube」
- 内容:モーターボートを使用した人気動画の再現に挑戦
- 事故状況:ボートの着水時に座席部分に尻を強打
- 診断:第2腰椎圧迫骨折の疑い
- 全治期間:数カ月の見込み
中岡創一さんは自身のInstagramで事故について報告し、次のようにコメントしています。
「47歳中岡、ベトナムで尻もちついて怪我してしまいました。本気になって我も忘れて夢中で挑める番組があることは、本当に何にも代えがたい幸せなことです。そんな番組でケガしたことに、何の後悔もございません」
この前向きな姿勢に、ファンからは励ましの声が多く寄せられています。
中岡創一の回復経過と番組復帰への道のり

重傷を負った中岡創一さんですが、その後の回復経過も注目されています。
事故後の中岡創一さんの動向は以下の通りです。
- 7月14日:『イッテQ』にスタジオ出演(車椅子使用)
- 7月19日:Instagramで杖を使わずに歩く動画を投稿
- 8月:「毎朝30分散歩できるほど回復」と報告
中岡創一さんの回復ぶりは予想以上に早く、ファンを安心させています。
一方で、日本テレビは事故を受けて安全対策の強化を発表しました。
「今後は、あらゆる角度からの安全確認をより一層徹底し、再発防止に努め、番組制作を進める」とのコメントを公表した。
出典:JIJI.COM
この声明に対し、視聴者からは安全管理の徹底を求める声が上がっています。
中岡創一の過去の怪我エピソードと体を張る芸風

実は、中岡創一さんにとって今回の怪我は初めてではありません。
過去にも『イッテQ』のロケで大きな怪我を経験しています。
2022年3月の怪我の詳細
- 企画:「ロッチ中岡のQtube」
- 診断:右足関節外踝(くるぶし)骨折
- 全治期間:2カ月
「ロッチ中岡のQutube」は、中岡が体を張ってユニークな動画撮影にチャレンジする人気企画だが、体を張った企画にはケガが付き物。22年3月には、同企画の撮影中に右足関節外踝(くるぶし)を骨折し、全治2カ月のケガを負った。
出典:スポニチ
この時も中岡創一さんは「骨は折れたが気持ちは折れていない」と前向きなコメントを発表しています。
中岡創一さんの体を張る芸風は、ロッチのコンビ芸の特徴でもあります。
特に「ロッチ中岡のQtube」企画では、世界中のバイラル動画を身体を張って再現することが人気を博しています。
しかし、この芸風には危険が伴うことも事実です。
専門家は以下のような分析をしています。
- 限界超えの追求:視聴者を楽しませるために必死になって限界を超えようとする
- 笑いのための頑張り過ぎ:おもしろさを追求するあまり無謀な挑戦をしてしまう
- テレビ離れ対策:視聴率向上のため、より刺激的な企画に挑戦する必要性
- 予測不可能性:出演者の頑張りの度合いは事前に予測できない
これらの要因が重なり、バラエティ番組での怪我のリスクが高まっていると指摘されています。
まとめ
中岡創一さんの『イッテQ』ロケでの腰椎圧迫骨折は、彼の体を張る芸風と番組の安全管理について改めて注目を集めることとなりました。
過去にも同様の怪我を経験している中岡創一さんですが、その都度前向きな姿勢で回復に臨み、ファンを安心させています。
一方で、バラエティ番組の安全対策については課題が残されており、今後の改善が期待されています。
中岡創一さんの一日も早い完全復帰を願うとともに、エンターテインメントの世界でいかに安全と面白さを両立させていくか、業界全体で考えていく必要がありそうです。
今後も中岡創一さんの回復状況と、『イッテQ』の安全対策について、注目が集まりそうです。

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